コーチ

「Future is bright」

2019年6月に日本大学水泳部コーチとして就任し、大学水泳のトップチームを指導する上で、日本大学の教育理念である「自主創造」(学生が自ら考え、自ら学び、自ら生きる道をひらいていく精神)を基本に活動しています。
私自身、現役時代に2度五輪出場を果たし、10年間社会人として企業に勤めた後、2年間の(2016〜2018)JOCプログラムにおいてイギリス水泳連盟(ラフバラ大学)へコーチング留学を経験しました。
当時、大きく感じたことは、「競技者側も指導者側もどうなりたいか、お互いゴールを決めて取り組む。また、水泳を通じて将来どういうビジョンを描きたいか」を、明確にするステージだと感じました。
世界トップ選手も水泳の目標と同様に、終えてからのキャリア、ビジョンはしっかり明確です。
また、誰しもが、競技者としての「引退」は必ず訪れます。
その時に、知恵という財産を使い工夫してチャレンジすることが必要です。
だからこそ、厳しいトレーニング、その瞬間を全力で駆け抜け、大学王者として常にチャレンジし続ける指導、チームでありたいと心がけています。
社会人ステージへの、最後の教育ステージである大学生は、高校生とは違い、
能動的に何事も取り組まなければ、ライフタイムベスト(自己ベスト)を超えることができません。時には、大きな壁にぶつかることもありますが、人生はいつ何時「チャレンジ」であり、「不撓不屈」を持つことが、現代社会への通用口なのではないでしょうか。

 

最後に、我々日本大学水泳部は、競技を通じて厳しい練習はもちろんのこと、たくさんの方々に応援される部員を自主創造と共に、一心になり歩んでいきたいと思っております。

「Future is bright」 未来は明るい

日本大学水泳部
コーチ 三木二郎

 

「チーム」

2023年に日本大学を卒業し、現在大学院に通いながらオリンピック出場に向け競技活動を続けています。大学4年間では3度のインカレ総合優勝を経験し、最終学年では主将を務めさせていただきました。
私は4年間で「チーム」という存在に救われました。新型コロナウイルス感染によって練習の中断、東京オリンピック・パラリンピック延期によるモチベーションの低下、そして怪我も繰り返しました。しかし、同じ志や目標に向かって努力する仲間の姿や、上手くいかない自分を見放さずにサポートをしてくれるコーチやMGという環境が日本大学水泳部にはありました。
大学生は、壁に当たることや苦しいことを経験することもあるかと思います。競泳は個人スポーツであり、自分自身と向き合って戦っていくことが必須です。けれども、時には1人では成し得ることができなくても、仲間となら乗り越えられる。
そんな力が「チーム」にはあると僕は思います。

だからこそ、多くの人々の支えがあり、自分が成り立っていることを自覚しなければなりません。「人間力向上なくして競技力向上なし」の言葉もあるように、競泳を通して人間的成長を促せるような指導を目指していきます。

私自身まだ若く、至らぬ点もあるかと思います。日本大学水泳部の名に恥じぬよう、皆様と新たな時代を築けるよう精進して参ります。
これからも日本大学水泳部の応援宜しくお願いします。

日本大学水泳部
コーチ 石崎 慶祐